トルコリラスワップ積立の現状と注意喚起

ねここは、２０１８年からトルコリラのスワップ積立を始めました。
それと同時に、実は、別口座で、みんなに内緒でトルコリラ円／ドル円のなんちゃってアービトラージをやっていました。
忘れもしない、２０１８年の８月。
トルコリラが暴落し、残高がとんでもないことになりました。
あの時のことを思い出すと、気分が落ち込みます。

８月はトルコリラ暴落の危機

ねここが大損をこいたのも２０１８年の８月でしたが、
過去のトルコリラ相場を見ると、８月は、ほかの月と比べて下落する確率が高くなっています。

各FX業者からも注意喚起がされています。
ここまでトルコリラと付き合ってきたら、危機は８月だけじゃないとも思うし、今更何言われたって引くに引けないんだよ、と思ってしまいます。
が、一応、ねここもトルコリラ戦士の端くれとして、８月のトルコリラについてブログ読者のみなさんにお伝えしておきます。

トルコリラ始めるなら今だよ（嘘）！
※絶対危険だからやめておきましょう！

トルコリラ毎月の下落率

過去２０年間のトルコリラの月ごとの下落率（下落する確率）です。

８月の下落率は７５％。
過去、２０年間の８月のうち、１５回は下落しています。
というわけで、８月の下落はトルコリラにとってほぼお約束なわけです。

毎年８月のトルコリラの状況

こちらの表は、過去のトルコリラの８月の始値、終値、差になります。

なんと、２０００年８月には、トルコリラ、１７１円だったそうです。
信じられませんね。
トルコリラが２０年後１７１円になってくれれば大勝利なのですが・・。
そうなってくれ！

トルコリラ過去最安値更新

２０２０年８月、ついにトルコリラ円が１４円台に突入しました。
ねここはトルコリラを１４万通貨持っているので、トルコリラ円が１円下がるごとに、含み損が１４万円増えていきます。
８月の上旬だけで含み損が１４万円増えたことになります。
恐ろしやトルコリラ・・。
また下がるのかと思うと、売りポジションも取って両建てしたくなりますが、ここで両建てをやると最悪のパターンに入りそうなので、我慢します。

実際、２０１８年のトルコリラ下落の時に、スルスル下がっていくチャートを見て、思わず売りポジションをとったのですが、どうにもならず、結局損切したという苦い思い出があるのです・・。
スワッパーにとって両建ては悪手だと思います。
スワッパーの本質的な思考って、「含み損が増えてもスワップで帳消しになるから長期的には大丈夫」だと思うんです。
少なくともねここはそうです。
下がっていくのを見ると、両建てして延命したくなるのですが、トルコリラのマイナススワップって恐ろしいです。
それから基本的に裁量は苦手なので、どん底で売りポジションを持ったりしてしまうんですよ。
そうなると、両建てをしてもマイナススワップでどんどん証拠金が減っていって、追い詰められていきます。
結果的には、苦しさから解放されるために全決済という暴挙に及んでしまします。
以上、体験談でした。