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プロスペクト理論

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こんにちは。ねここです。
いつのまにかもう土曜日になってしまいました。
仕事が忙しいと時間が経つのがあっという間です。
今週も一週間が怒涛のように過ぎていきました。
仕事は忙しいのですが、3月に入って気温も上がり、春らしくなってきたので気分が華やいでいます。

さて、皆さんはプロスペクト理論というものをご存知でしょうか。
プロスペクト理論とは、様々な条件を与えられた中、人がどのような選択をするのかを分析したものです。
経済学と心理学を取り入れた行動経済学における代表的な考え方とされています。
要は、経済学を心理学的に考えてみたってことでしょうか。
経済活動も人間の営みですからね。
人間の思考方法からアプローチするのは、とても有効な考え方だと思います。

ねここは、1万円もらう喜びよりも、1万円失う悲しみの方が大きく感じます。
FXで勝つのは嬉しいけど、あまり記憶に残りません。
負けた方の記憶がどうしても強くなってしまいます。

こういった心の動きは、ねここだけではありません。
人間は、誰しもこう考えてしまうのです。

人間の考え方の癖を学ぶことで、損失回避のための合理的な選択ができるようになります。

プロスペクト理論は、「価値関数」と「確率加重関数」の二つの考え方からなる理論です。

価値関数というのは、利益よりも損失の方が重大に感じるというものです。
金銭に関する出来事は、嫌なことの方が尾を引くんですね。

確率加重関数というのは、金額が大きくなると冷静に考えられなくなるというものです。
例えば100万円するアクセサリーが3%引きになるのと、1000円のお弁当が半額になるのとでは、1000円のお弁当が半額になる方に目が行きがちです。
夜のスーパーでお総菜が半額になっていたら、ついつい買ってしまいます。
冷静に考えると100万円の3%引きは3万円もお得なはずなのに、たった3万円引きなのか・・くらいに考えてしまいませんか。

こういった経済学的な考え方を身につけていけば、合理的な選択をしやすくなるはずです。
確率加重関数は、まさにねここも経験があります。
100円の損切りさえ嫌だったのに、損切りできないうちにどうにもならなくなって、100万以上の損切りをせざるをえなくなったことがありました。
・・悲しい思い出です。

人間特有の冷静さを欠いた判断で痛い目を見ないようにしたいものです。
AIに投資を任せるというのも、ひとつ選択肢にあがるのも無理はないですね。
人間の感情や不合理性は、人間を人間らしくするものではあるでしょうが、投資には不向きです。